シンガプーラの性格や特徴、飼育する際の注意点は?

シンガプーラの歴史
もともとシンガポールでは時折見かけられていたものの、
現地の人に興味をもたれる事は無かったようです。
1972年、メドゥ夫妻が
[象げ色のネコ]を求めてシンガポールを訪ね、
そのネコを連れてアメリカへ帰国しました。
メドゥ夫妻は、さっそく繁殖を開始しました。
アビシニアンに似たティッキングから、
当時は人為的に作られたネコだと見る向きもありましたが、
結果として全く別の種だということが判明。
キャットショーでも人気を博し
CFAに公認されたのは1988年。
成猫でも体重2キロの小さな妖精は、
あっという間に人気者になりました。
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シンガプーラの特徴
ボディはセミコビータイプで
世界最小のネコとして知られていて、
大きくても2.7キロ(6ポンド)ほど。
中型のネコよりも一回り以上小さく、
大型種の4分の1しかありません。
小さいながらも体、四肢ともにしっかりした筋肉質です。
目は上がり気味でアイラインが入っているため
よりはっきりとした印象です。
ピンと立った耳は丸い顔にやや離れ気味についていき、
尚、子ネコの目色は生後9週間までに変わっていきます。
短毛種でなでると滑らかな肌触りがします。
アビシニアンと同じようにティッキングがあり、
毛の根元より先端が濃くなっています。
腹部は両脇より白っぽく、
尾の先端はかなり濃いブラウン。
前肢の内側にはバーリング(濃色の線)があります。
性格や飼育する際の注意点
愛情深さと人懐っこさがあり、
その姿はまさに「小さな妖精」です。
下水道で暮らしていた過去を持つため
運動神経もよくおもちゃで遊ぶことも大好きです。
あまり騒がしいところは苦手なので、
静かな環境が望ましいでしょう。
多頭飼いあまり向いていないようです
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