コンドルの生態や特徴は?絶滅危惧種で保護対象に?

コンドルってどんな鳥?
コンドルは南アメリカ大陸アンデス山脈に生息する、
大型猛禽類です。
翼を広げた時の大きさは3メートルにもなり、
飛行することができる鳥の中で最大種でもあります。
コンドルの特徴はその頭
動物の死体を主に食するコンドルは
頭を死体に突っ込んで食べます。
このとき汚れてしまわないように
頭には毛がありません。
雄は生まれた時からトサカを持ちます。
猛禽類は通常、雌のほうが雄よりも大きい場合が多いが、
コンドルは雌のほうが雄よりも小さい。
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繁殖については
コンドルは5、6歳を過ぎてから
繁殖行動を行うようになります。
卵は1個〜2個産み、その重さは280gほどである。
60日程度で孵化し、
幼鳥は親と同じ大きさになるまで
白い毛におおわれており、
成長の毛にだんだん生え変わっていきます。
コウノトリとの関係
コウノトリとコンドルの類縁関係が
指摘されていた時代があったが
最近の分子系統により現在ではその関係性は否定されている。
コンドルの社会性は?
コンドルには社会構造がある。
様々なコミュニケーション能力を持つために
複雑な社会構造ができると考えられる。
コンドルは国鳥で絶滅危惧種?
コンドルはその雄大な姿から
エクアドル、ボリビアの国旗に描かれています。
チリ、コロンビア、エクアドル、ボリビアでは国鳥でもあり、
絶滅危惧種であるコンドルの保護が進められています。
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