コハクチョウの生態や生息地は?幼鳥のころの特徴は?

コハクチョウってどんな鳥
鳥綱カモ目カモ科ハクチョウ属に分類され
ユーラシア大陸、ヨーロッパ、日本などに分布しています。
ユーラシア大陸などでは繁殖を行い、
日本には冬鳥として越冬のために渡ってきます。
また亜種のアメリカコハクチョウは
アメリカ、カナダなどに分布しています。
体長は約115〜150㎝、
翼を広げた時の大きさは180㎝ほどになります。
全身は白い羽毛で覆われており、
後ろ足は黒いです。
雄雌どちらも同じ色をしています。
一方幼鳥は全身が灰色の羽毛に覆われており、
二年ほどで成長になります。
その姿はオオハクチョウと似ていますが
大きさはオオハクチョウよりも一回り小さく、
くちばしの色の割合にも差があります。
オオハクチョウよりもコハクチョウは
くちばしの部分の黒い部分が割合を
多く占めているとされています。
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ナキハクチョウともそっくり!?
オオハクチョウ、
コハクチョウとの区別よりは簡単ですが
ナキハクチョウとも似ているとされています。
区別は鳴き声でできるようです。
越冬については?
日本に冬鳥としてやってくるものは
主にオオハクチョウとコハクチョウの二種類です。
繁殖について
コハクチョウのつがいは堅い絆で結ばれており、
生涯連れ添うとされています。
巣は池など水辺の付近に枝などを用いて作られます。
巣ができるとメスは一度に大体4個ほどの卵を産み、
30日間卵をあたためます。
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