ヒグマは巨大でヤバい?珍しいアルビノ個体も発見?

ヒグマってどんな動物?
ヒグマは、ホッキョクグマと並び
クマ科最大種とも言われており、
日本に生息する哺乳類の中でも最大級といわれています。
その体長は、オスで約2.5m~3m、
メスで約1.8m~2.5mで、
体重もオスで約250~500g、
メスで約100~300kgと言われています。
生息地は、ヨーロッパやアジア、
ユーラシア大陸や北アメリカ大陸と
幅広く生息しています。
またこの生息地は温帯地方から北極海沿岸となっており、
現在地球上に存在しているクマ属の中でもヒグマは、
もっとも幅広く分布しています。
そして、ヒグマにはいくつか亜種というものが
存在していますので、ご紹介いたします。
北海道にはエゾヒグマ、
北アメリカ北西部にはグリズリー、
アラスカにはコディアックヒグマ。
また絶滅してしまった亜種では、
メキシコハイイログマ、
カリフォルニアハイイログマがいたと言われています。
そして、ヒグマより大きいと言われた
カムッチャカオオヒグマが
20世紀初頭まで存在していたと言われていますが、
残念ながら絶滅しています。
ヒグマは主に、森林地帯に生息しており、
食性は完全な肉食ではなく、雑食性といわれています。
またヒグマは、ツキノワグマに比べると
肉食の傾向が大変強いということもわかっています。
ヒグマは、栄養状態によって
個体差に大きな差がでるとも言われており、
サケやマスといった魚を食べている、
しっかり栄養をとっているヒグマの方が
大きく成長するとも言われています。
さらにヒグマは、
自分で捕った獲物にたいへん執着する傾向にあるともいわれ、
また地面を走行する時の最高時速は65kmともいわれいます。
平均でも時速50kmで走ると言われています。
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ヒグマにもアルビノ?寒い地方にいるのはなぜ?
そして、少し変わったヒグマの生存も確認されております。
2009年10月ごろに国後島で、
ヒグマのアルビノ個体がいることがわかり、
これは撮影にも成功していると言われています。
また2012年でも、
北海道でアルビノのヒグマの目撃情報がありました。
寒い地方に生息しているというイメージがあるヒグマですが、
実際に寒い地方に多く生息しています。
その理由は私たち人間が、
ヒグマを乱獲したことや開発によって
人の住んでいる数が少ない北方へ
追いやられていったと言われています。
冬眠することで、有名なクマですが、
稀に冬眠しない個体も存在してますが、
冬眠していない個体は大変凶暴といわれています。
冬眠中は脈拍よ呼吸も大幅に減少します。
出産は主に2月といわれており、
産まれたてのヒグマは大変小さいといわれています。
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