ツノシマクジラは日本で発見?その特徴は?

ツノシマクジラってどんなクジラ?
ツノシマクジラは1970年に
日本で発見された新種のヒゲクジラです。
これまで確認された個体数が少ないため、
はっきりとした分布は分かっていませんが、
日本海、太平洋熱帯海域及び
インド洋で標本が捕獲されています。
体の大きさは大体10mほどと言われています
ナガスクジラ科に属していますが
その中では小柄のサイズのようです。
生まれた時の大きさはまだ分かっていません。
体色は左右非対称で、
背中を覆うグレーが左胸にかけて広がっています。
また胸びれの裏側は白くなっています。
このクジラが新種とされた決め手は
頭 骨の構造でした。
【関連記事】
⇒シロナガスクジラの大きさは哺乳類で1番で最強?寿命はどれくらい?
⇒マッコウクジラ最強の潜水能力でダイオウイカを捕食!生息地は?
ツノシマクジラの特徴は?
外見上はツノシマクジラと
ニタリクジラは非常に似通っているのですが、
その頭の骨のパーツの一部が
ツノシマクジラのものは幅広になっており、
そのほかにもいくつかの違いを見ることが出来ました。
ナガスクジラにも似ていると言われますが
ひげ板の色は黒ミンククジラのように
左側に黒い部分が多くなっています。
そんなツノシマクジラですが、
生きた個体が今年ついに撮影されました。
今までは似たりクジラなどと似ていること、
そもそも大きくないこと、
潮を吹く量も少ないことから見つけることが困難だったため
非常に貴重な映像とニュースになりました。
⇒ホッキョククジラの寿命は100年以上?絶滅危惧で商業捕鯨は禁止?
⇒ザトウクジラの長距離回遊の理由は?気になる生態や捕食方法は?