オキゴンドウはシャチモドキ?歯が鋭くて怖い?

オキゴンドウってどんなイルカ?
オキゴンドウは、シャチモドキとも
呼ばれるほど大きなイルカです。
[ゴンドウ]というとゴンドウクジラを想像してしまいますが、
[沖合に住むゴンドウクジラ]を意味するようです。
オキゴンドウの体は6m・重さは1500㎏です。
体の色は黒や灰色の一色で、
腹側の胸のあたりには灰色の模様があります。
体型は細長くキュウリゴンドウとも呼ばれています。
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オキゴンドウの特徴は?
30cm以上の長い背びれと途中で曲がった胸びれが特徴的であり、
胸鰭は[肘]と呼ばれることもあります。
通常、10頭から50頭程度の群を成して行動する。
非常に素早く活動的な動物で、
しばしば水面から飛び上がって全身を水面上に現し、
身体の側面を海面に激しくぶつけるようにして着水する
ブリーチングという行動を行います。
逆に非常に穏やかなジャンプを行うこともあります。
ボートに近づいて来くることもあり、
そのときは海面から頭を出して、
44本ある歯を見せつけるのだそうです。
シャチモドキと言われるだけありあごが強く、
自分より大きな魚類のほかイルカやクジラも捕食できるそうです。
他のハクジラは獲物を引っかけるだけのようで、
シャチとオキゴンドウだけが獲物をかじることができるのだとか。
沖合を好むクジラではありますが沿岸域でも
観察されることがあるようです。
全体でどのくらいいるのかは不明確ですが、
東太平洋には4万頭ほどがいるようです。
なお、オキゴンドウ属に属するのはオキゴンドウ1種のみとされています。
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