ライオンっていろんな種類があるの?気になる生態はどんな感じ?

動物園でたくさんな人から大人気なライオン!
”百獣の王”というイメージが強くて
最強の動物だと思っている人も多いです。
そんなライオンについて
いろいろと調べてみました。
Contents
- 1 ライオンの生態は?
- 1.1 ライオンの種類は?
- 1.1.1 インドライオン(P.l. persica / Indian lion・Asiatic lion・South Asian lion)
- 1.1.2 バーバリーライオン(P.l. leo / Barbary lion・ Atlas lion )
- 1.1.3 セネガルライオン(P.l. senegalensis / West African lion)
- 1.1.4 コンゴライオン(P.l. azandica / Northeast Congo Lion)
- 1.1.5 アンゴラライオン(P.l. bleyenberghi / Southwest African lion・ Katanga lion)
- 1.1.6 トランスバールライオン(P.l. krugeri / Transvaal lion)
- 1.1.7 マサイライオン(P.l. nubica / East African lion・Masai lion)
- 1.2 さいごに
- 1.1 ライオンの種類は?
ライオンの生態は?
ライオン(Panthera leo)
食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類
オスは250kgを超える個体もいるそうで
ネコ科ではトラについで2番目に大きいそうです。
あんなにデカいのにネコの仲間なんだw
って子供のころに感じたなww
赤:昔の生息エリア
青:現在の生息エリア
更新世末期、約1万年前までは
ものすごく広いエリアに分布する
大型陸上哺乳類だったのです。
ライオンの種類は?
インドライオン(P.l. persica / Indian lion・Asiatic lion・South Asian lion)
現在はインドの保護区に一部のものが
生息しているだけなんですが、
昔はトルコから南西アジアにかけて
広エリアに生息していたと考えられていいます。
バーバリーライオン(P.l. leo / Barbary lion・ Atlas lion )
かつてはアトラス山脈周辺を中心として、
モロッコからエジプトにかけて広く分布して
生息していたのですが、現在では野生種は絶滅。
ライオンの中ではもっとも体が大きく、
雄の体長は2.4~2.8m、雌で2.5m程度で、
尾を加えると3~3.3m程に成長します。
既に野生種が絶滅してしまっていますが、
バーバリーライオンは古くからヨーロッパなどに
持ち込まれて見世物にされていたため、
動物園などで飼育されているものの多くは
バーバリーライオンである可能性が高いと言われています。
セネガルライオン(P.l. senegalensis / West African lion)
セネガルから中央アフリカなどの
西アフリカに分布して生息。
南アフリカに分布しているライオンよりは体が小さく、
雄のタテガミもあまり発達しないそうです。
コンゴライオン(P.l. azandica / Northeast Congo Lion)
北東コンゴライオンとも呼ばれ、
コンゴの北東部の草原地帯に生息しています。
アンゴラライオン(P.l. bleyenberghi / Southwest African lion・ Katanga lion)
ナミビアやボツワナ、アンゴラ、
コンゴ民主共和国(カタンガ)、ザンビア、
ジンバブエなどに分布している。
雄の全長は2.5~3.1m、雌は2.3~2.7m程度
体重は雄で140~240kg、雌で110~170kg程度
雄のタテガミは薄い色をしていることが多いそうです。
トランスバールライオン(P.l. krugeri / Transvaal lion)
南アフリカのトランスバール地方に分布しているライオン。
雄のタテガミはよく発達していて、
雄の全長は2.6~3.2m、雌で2.4~2.8m程度で、
体重は雄が150~250kg、雌では110~180kg程度。
マサイライオン(P.l. nubica / East African lion・Masai lion)
エチオピアやケニア、タンザニアや
モザンビークなどに分布。
全長は雄で2.5~3m、雌は2.3~2.6m程度、
体重は雄で150~200kg、雌は100~170kg程度。
さいごに
こんなに種類があるなんて知らなかったです。
人間との関係も古くからあって
紀元前850年ごろにはアッシリア王によって飼育されたり、
アレクサンダー大王もまた北インドから
調教された個体を献上されたとも言われていますし、
ローマの時代には、
皇帝たちは剣闘士と戦わせていたとも。
人間の権力の象徴とされるようになり、
ハンティングの対象になってしまったことで
絶滅してしまった種類も多いみたいですね。