ネコザメ 飼育も人気な癒し系のサメ?食性や特徴は?

ネコザメってどんなサメ?
ネコザメは猫の耳ような
突起が特徴的な小型のサメです。
大きさは1m程度で背びれには棘を備えています。
円筒形の体をしており茶色っぽい肌に
同系色の縞模様をあしらっています。
頭に生えている突起から日本ではネコザメ、
アメリカではウシザメと呼ばれています。
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ネコザメの食性は?
ネコザメは頑丈で鋭い歯を持ち
サザエなどの貝類・ウニ・甲殻類を好んで食べます。
貝殻さえも噛み砕いてしまうその姿から
[サザエワリ]と言う異名を持っていますが、
もちろん魚も食べます。
ゆえに、エサは魚の切り身でも良いそうです。
しかし、魚の切り身ばかりを与えてしまうのは要注意。
生物も学習し成長していくため、
サザエの食べ方を覚えないまま成長してしまいます。
それでも貝殻を割る練習をさせれば
ちゃんと貝類を食べるようになるそうです。
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ネコザメは卵が特徴?
そんなネコザメの大きな特徴が卵の形。
ふつうは丸井卵や楕円のものを想像しますが、
なんとネコザメの卵はらせん型のひだが取り巻いています。
卵が流されてしまうのを防ぐためのようですが、
まるで自生するめかぶの様です。
観賞用にも人気?
前述のようにおとなしいうえに
そこまで大きく成長しないため、
観賞用としても取引がされているそうです。
飼育のしやすい癒し系のサメとして愛好されていますが
油断すると指を食いちぎられてしまうので注意は必要みたいです。
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