アオザメは人食いで危険?泳ぐ速度はどれくらい?

アオザメってどんなサメ?
アオザメは鮮やかな青い体が特徴的なサメで、
世界中の温帯から熱帯の海域に広く泳いでいます。
体長は大体320㎝で
重さは60~135㎏と中くらいの大きさで、
他のサメと同じように流線型の形をしています。
その他見て分かる特徴としては
大きな目と三日月形の尾びれ、
そして長く鋭い吻が挙げられます。
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アオザメの特徴は?
非常に活動的な性格をしており
サメ類の中でも特に速いそうですが、
時速35㎞程度なのでマグロやカジキと
比べてしまうとそこまで速くはありません。
流線型の体と三日月方のひれは
どちらも速いスピードで泳ぐのには適しているようです。
また毛細血管のつくりが特殊で
冷たい海水の中でも熱を奪われづらいようになっています。
歯は内側に向かって湾曲していて
のこぎりの様にはなっていません。
肉食で人を襲うこともあるようです。
人との関わりは?
水産資源としては世界的に利用されていて、
マグロやカジキと一緒に水揚げされることもあるようです。
アオザメの味は淡白で食べやすく、
刺身やソテーとして親しまれるほかに
練り物を作るときの材料にもなります。
フカヒレも高級食品として扱われています。
その他、骨、皮膚、肝油も利用されています。
アオザメ属は本種のほかに
胸鰭の形が違うバケアオザメがいます。
あまりによく似ているため
以前は同種であると思われていたそうです。
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