ジンベエザメはどんなサメ?沖縄の美ら海水族館や海遊館で大人気!

ジンベエザメってどんなサメ?
ジンベエザメは温帯から熱帯にかけて
世界中に生息するサメで、
世界最大の魚類と言われています。
灰色の体に斑点をあしらっていて
『甚平羽織』に似ていることから
この名前が付きました。
その大きな体は10~12mにも及び、
もっと大きい20m級の個体も確認されています。
体は紡錘形で頭に向かって大きくなります。
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ジンベエザメの特徴は?
一般的にサメと言うともっと竜泉的で
鼻のとがっているものを想像してしまいますが、
ジンベエザメはむしろ平たく、
口も横に広がっています。
その大きな口で目についた生き物を
すべて丸呑みにしてしまう...
と言うわけではないようで
おとなしい性格のサメです。
普段は荒ぶることもなく
海の中をゆっくりと泳いでいます。
食性はどんな感じ?
そんなジンベエザメの主食は
プランクトンや小型のエビ。
実は歯が退化しているためその歯を用いて
『水を飲む→歯を閉じたまま水を吐き出す→引っかかった獲物を食べる』
という濾過摂食を行っています。
水族館ではひしゃくを使ってえさを上げています。
1日のえさも8㎏と意外に小食なことに驚きます。
日本で見れる水族館は?
ジンベエザメの飼育はとても難しいそうですが、
日本は海洋先進国
八景島シーパラダイス
のとじま水族館
海遊館
美ら海水族館
この4か所の水族館でお目にかかることができるようです。
なお、ジンベエザメ科はジンベエザメ一種類しかいないそうで、
仲間はすでに絶滅してしまったことが考えられています。