ヒカリダンゴイカは深海の神秘?気になる生態や生息地は?

ヒカリダンゴイカってどんなイカ?
ヒカリダンゴイカとは、
その名の通り光るダンゴイカのことです。
恐らく、
ダンゴイカと言う種類を見たことも
聞いたこともないという方が多いと思われますので、
まずはダンゴイカについての説明をします。
ダンゴイカと言うのは体長2cmほどの小さなイカで、
特徴は大きな目です。
ダンゴイカはふつうのイカとは違い、
体が丸く先細りの触手を持っています。
【関連記事】
⇒メンダコ ぬいぐるみみたいな深海魚?生態はどんな感じ?
ヒカリダンゴイカの特徴は?
体色は白みがかった半透明で
キラキラしたまだら模様も見られます
これよりちょっと大きいサイズのものとして
全長4㎝のミミイカがいます。
ミミイカもダンゴイカも、
そしてヒカリダンゴイカも同じダンゴイカ科に属するようです。
また、これらの種類には外套部の一部が
耳のような形をしているという共通点があります。
そんなダンゴイカの一種がヒカリダンゴイカ。
その特徴はもちろん発光器を持つこと。
あとは腕の一本が他のイカに比べて
平らになっていることです。
ヒカリダンゴイカは現在6種前後発見されていますが、
その生態は殆ど謎に包まれています。
【関連記事】
⇒シーラカンスの特徴は?生きた化石の意味が画像から分かる?
生息地はどこ?どうして光るの?
一応生息地はアフリカ、中米やオーストラリア、
そして日本でも発見されましたが
その他の種類が見つかる可能性も否めません。
ヒカリダンゴイカは体に発光器を持つのですが
その光の源が何であるかはまだ分かっておらず、
比較的広い地域で発見されているハワイヒカリダンゴイカは
共生関係にあるバクテリアが光を発しているそうです。
これは姿のアピールや威嚇ではなく、
月や星の光に紛れ込むためと言われています。
⇒ハダカカメガイ(クリオネ)流氷の天使の食事がエグイ?特徴は?