クモヒトデの種類は2000種類以上?生態や特徴は?

クモヒトデってどんな動物?
クモヒトデは、世界中の海に生息する棘皮動物です。
クモヒトデと言う名前の通り
ヒトデの仲間ではありますがヒトデの一種ではないそうです。
クモヒトデの最大の特徴は長くしなやかな腕。
ふつうのヒトデは腕の部分が固く
しかも、さほど長くはありませんが、
このクモヒトデと言う種は体の殆どが
腕と言っても過言ではありません。
そのため通常のヒトデは体の裏側に生えている
細かい足(管足)を用いて少しずつ移動をしますが、
クモヒトデは腕をしならせることによって移動します。
種類によっては腕の長さが60㎝に達するものもあるそうです。
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クモヒトデの特徴は?
一方、真ん中の部分(盤)には
ヒトデと比べてどんな違いがあるのか
それは、内臓の位置です。
ヒトデは体全体に内蔵が配置されていますが
クモヒトデは腕と盤が明確に分かれていて、
すべての内臓が盤に収められています。
クモヒトデはおよそ5億年前から分化したと言われていますが、
そのクモヒトデも2000を超える種類があり文類が難しいようです。
クモヒトデの研究は体の組織が柔らかすぎることから
レントゲンを撮るのも一苦労。
初めてレントゲンの撮影ができたのも2015年に入ってからの様です。
これは化石にも同じことが言え、
扱いのしだいではすぐに
ばらばらになってしまうため注意が払われます。
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