ダイオウホウズキイカは最大?生態やダイオウイカとの違いは?

ダイオウホウズキイカってどんなイカ?
ダイオウホウズキイカは、
ダイオウイカよりも大きい世界最大の頭足類であり、
さらには世界最大級の無脊椎動物です。
体長は10mにもおよび重さは
内臓や触手を除いて450㎏を誇ります。
これはあのダイオウイカをも超える大きさですが、
ダイオウイカと比べた時の特徴は耳(イカの三角の部分)
が極めて大きいことです。
大きな目もついています。
【関連記事】
⇒ダイオウイカ 最大の敵はマッコウクジラ?深海での撮影動画も!
ダイオウホウズキイカの目撃情報は?
そんなに大きなダイオウホウズキイカですが、
ダイオウイカと同じく生きた状態での捕獲はなく
自然な状態で泳いでいる姿もまだ発見されていません。
南極海周辺の深海に生息していると考えられますが、
そのほかの生態も含め謎だらけです。
その希少な発見例もメスばかりで
オスの個体はまだ発見されていません。
実はダイオウホウズキイカの捕獲にはこのような障壁があります
まず、陸上で呼吸ができないので
水揚げするとすぐに死んでしまいます。
さらに、水揚げした時に自重で体がつぶれてしまいます。
水中だからこそ
あの大きさ・体のつくりで生きて行けるようです。
また研究をするにしてもあまりに大きすぎて持ち運びが困難です。
水揚げには2時間かかった事例もあります。
完全な標本はニュージーランド国立博物館にだけ
存在し現在展示されています。
その解凍作業はニュースになり、
調査の様子は10万人を超える人がwebを通して視聴したそうです。
【関連記事】
⇒オウムガイってアンモナイトの仲間?目が怖いが生息地や特徴は?