ラブカは深海魚の生きた化石!生息地や特徴は?

ラブカってどんな生物?
ラブカは別名ウナギザメとも呼ばれる
ちょっと変わった種類のサメです。
大西洋、太平洋と世界的に広く生息しているますが
水深1000~1200mに暮らしていることもあり、
個体の発見数は非常に少ないです。
そのため、どんな生態なのかも
ほとんどわかっていない状態にあります。
分かっていることとしては、
イカのような頭足類を好み
ヘビのように丸呑みしてしまうこと。
妊娠から出産までが3年半かかること、
天敵が大型のサメであることなどがあげられますが、
ゆっくりと泳いでいる姿しか確認できていないため
どうやって餌をとっているのかは不明のようです。
【関連記事】
⇒オウムガイってアンモナイトの仲間?目が怖いが生息地や特徴は?
⇒ダイオウグソクムシ 食事しなくても大丈夫?不思議な深海生物の画像は?
ラブカの特徴は?
ラブカの胴体はウナギのように長く、
ウナギのように体を波打たせて泳ぎます。
また、フリルのようなえらをもつことから
フリルシャークという英名で呼ばれることもあります。
さらに、
ラブカの特異性を見て取れるのは歯のつくりです。
通常の鮫のような牙とは違い、
300本ほどの棘状の歯が、
縦、横きれいに配列されています。
ラブカの口に向かって生えているため、
一度噛まれたら簡単には外れません。
ラブカは1億年以上前の化石も
派遣されていることから生きた化石と呼ばれていて、
サメの中で最も古い系統の一つとされています。
日本の水族館でも公開されたことはありますが
最長でも4日しか生きた記録がなく、
滅多にお目に書かれないようです。
【関連記事】
⇒メガマウス 珍しい深海ザメの生態や特徴は?