オウムガイってアンモナイトの仲間?目が怖いが生息地や特徴は?

オウムガイってどんな生物?
オウムガイといえばあの赤白模様が入った
特徴的な貝殻とかぶとのような頭部が有名で、
貝殻からは、90本近くの触手が出ています。
ポケモンのオムナイトのモデルにもなった生物です。
一見巻貝のように見えるオウムガイですが、
彼らとは違い、殻の中にはいくつか仕切りで
空洞が作られています。
オウムガイ本体が入っているのは
その一番手前側だけで残りの空洞は浮力の調節に
使われているといわれています。
浮力の調節は空気の出し入れではなく
塩分濃度の調節によって行われ、
そのための機能も備わっているようです。
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オウムガイの分類は?
では、オウムガイは何に分類されるのかと言うと、
答えは頭足類。つまりタコやイカの仲間です。
この頭足類にはタコやイカのほか化石として
おなじみのアンモナイトも分類されます。
形も貝殻の中もよく似ているため
オウムガイとアンモナイトがどっちがどっちか
分からなくなることがあるかもしれません。
なので『生きている方がオウムガイ』
『絶滅している方がアンモナイト』と覚えておきましょう。
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オウムガイの生息地は?
オウムガイは南太平洋に生息していますが
水深600mあたりに住んでいるため
なかなか見かけることはできないみたいです。
しかし水圧にはそこまで強くないみたいで、
それ以上もぐることはできずむしろ夜になると
水深100mあたりまで浮かんでくることもあるようです。
5億年前の誕生からほとんど姿を
変えていないことが推定されるため
生きた化石と言われる生物の一つに数えられています。
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