ゴリラの生態や生息地は?実は温和で繊細な性格?

ゴリラってどんな動物?
ゴリラは、凶暴というイメージがありますが、
実は大変温和で繊細な
動物であることが近年わかってきており、
なんと、食事中に鼻歌を歌う個体もいるようです。
(発情のシーズンは凶暴な個体が多い)
ただ、繊細でストレスに敏感な動物である為に、
神経質性からくる下痢をする固体が多いです。
また、発情や交尾の時は、
その神経質さからオスがメスを殺してしまうこともあるようです。
【関連記事】
⇒クロサイ 乱獲で絶滅の危機?生息地や生態は?
⇒ラーテル ライオンとも戦う獰猛さで世界一の怖いもの知らず!
生息地や生態は?
霊長類ゴリラ属に属するゴリラは、
ウガンダやアンゴラ、コンゴ、
カメルーン、ナイジェリア東部等幅広く分布します。
オスは体長オスは170~180cm、
メスは150~160cm、
体重は雄150~180kg、
メスは80~100kg程です。
妊娠期間は約256日で、
3~4年間隔で出産すると言われています。
ゴリラの出生直後の体重は1.8kgが平均的と言われています。
そしてオスのゴリラは、
シルバーバックと言われる現象が、
生後13年ごろから起こりはじめます。
そして生後18年で、後頭部が突き出るといわれています。
ゴリラには2亜種に分かられ、
頭部から比較すると言われています。
西部に分布する個体群をローランドゴリラ、
東部をマウンテンゴリラといいます。
ゴリラは主に、多湿林に生息し、昼行性の動物です。
1日に約0.5~2km移動することも知られ、
オス1頭から複数のメスからなる群れで活動しています。
ちなみに群れの大きさは低地と高地で数が異なり、
低地は約20頭。高地で約30頭程と言われています。
食性は主に、植物性ですが、
動物性のたんぱく質はシロアリや
ダニから摂るといわれていますが、
高地ではクモやダニから動物性たんぱく質を補うようです。
そしてマウンテンゴリラだけが、
食フンと言われる行動をするといわれています。
食フンとは、未消化のままでてきた物を、
もう一度食べることで再吸収すると言われています。
【関連記事】
⇒ライオンっていろんな種類があるの?気になる生態はどんな感じ?
ゴリラにも天敵が?
ゴリラの天敵は、ヒョウといわれ、
シルバーバックのオスのゴリラですら
ヒョウに殺された報告もあると言われています。
ゴリラも、森林伐採や密猟で住処を追われ、
数が減少している動物でもあります。
また、これら意外にも、
私たち人間にも身近なエボラ出血熱で
死亡していく個体もいると言われています。
他にも疥癬や気管支肺炎で死亡した個体も確認されています。
【関連記事】
⇒チーターの最高スピードがすごい!生息地や生態はどんな感じ?