リュウグウノツカイ 深海魚で地震の予兆?水族館でみれる?

リュウグウノツカイってどんな魚?
リュウグウノツカイは世界最長の
硬骨魚類といわれています。
体長は太刀魚よりもさらに長く
3mから11mを誇ります。
体色は銀色で灰色のまだら模様を
あしらっているその姿はまさに銀色の帯のようです。
赤みがかった長い背びれを波打たせながら泳ぎます。
それだけの大きさを持ちながら主食はプランクトン。
歯を持たず下あごが突出した口で、
海をのんびり漂いながらオキアミなどの
甲殻類を呑み込んでいるようです。
そんなリュウグウノツカイ、
実は世界各地に生息しているらしいのですが
深海で暮らしている魚なので
生きた姿を目撃できる機会はほとんどありません。
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リュウグウノツカイは地震の予兆?
アメリカやメキシコ、
そして日本の海岸にも打ち上げられることがあり、
ニュースになることも度々あります。
深海に住んでいて目撃することも難しく、
細長く大きな魚であることからか、
リュウグウノツカイが海岸に打ち上げられてきたときは
何かの異常や自身の前触れなのではないかと
言われることもあるほどで、
かえって『珍しい魚』として知名度を誇ります。
水族館で見れるの?
仮に生きている個体を見つけても
リュウグウノツカイの飼育は難しく
すぐに死んでしまうそうです。
日本でも剥製の展示施設はいくつかありますが、
泳いでいる姿を見たいときは
捕獲されて水族館に運び込まれた瞬間に
水族館へ足を運ぶくらいしか無理かもしれません。
過去に水族館で展示された例には、
2010年1月9日に、定置網にかかり捕獲されたリュウグウノツカイが
佐世保の九十九島水族館に運び込まれて
泳ぐ姿が一般公開されたことがありました。
生きて泳ぐ姿が公開されるのは珍しく
全国初なんだそうです。
リュウグウノツカイは食べてもおいしい?
リュウグウノツカイは深海魚では珍しく
食材としても価値があるそうです。
味は卵の白身や鶏肉に似ているそうで、
内臓も濃厚な味わいがするんだとか。
ただ、珍しい魚なので
食べることができるチャンスがあったら
ぜひ、挑戦してください!
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