シーラカンスの特徴は?生きた化石の意味が画像から分かる?

シーラカンスの特徴は?
シーラカンスは8つのひれをもち
人間ほどの大きさを誇る深海魚。
実は、中々に珍しい特徴を持っています。
何といっても魚なのに背骨がありません。
背骨がないのにどうやって泳いでいるのか気になりますが、
背骨の代わりに脊柱と呼ばれる管が
頭からしっぽまで通っています。
この脊柱こそが『シーラカンス』の由来です。
また、深海魚なので海を漂いながら生物を食べていますが、
時には逆立ちをして海底の餌をとるのだそうです。
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シーラカンスは生きた化石?
そんな特徴を持つシーラカンスですが。
この魚の発見は歴史的なものと言われています。
あなたは『生きた化石』と言う言葉を
一度は耳にしたことがありませんか?
これはシーラカンスの別名です。
どうしてこのように呼ばれることとなったのでしょうか?
シーラカンスの発見は、出土した化石からでした。
その年代はおおよそ3億年前でよく標本が紹介される
アンモナイトと同じくらいの時代から生きていたそうです。
そして6500万年前・白亜紀に絶滅してしまったかのように
それ以降の化石が発見されませんでした
ところが、1970年代に南アフリカで発見。
その後インドネシアでも亜種が発見されました。
その生態や姿が昔のままだったことから
『生きた化石』と呼ばれるようになったのです。
最近では100年生きるかもしれない、
日本にいる可能性もあると言われているシーラカンス。
まだまだ謎が深まるばかりです。
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