チーターの最高スピードがすごい!生息地や生態はどんな感じ?

チーターってどんな動物?
ネコ科チーター属に分類されるチーターは、
体長110~150cm、
体重約35~72kgと
体型は大変スレンダーで体の大きさから見ても頭も非常に小さく、
体の色は褐色や灰色で、小さな斑点が体全体に広がっており、
顔に近づくほど模様は少ないとされています。
チーターの生息地は?
チーターは国際保護動物として、
古くは熱帯雨林域は除くアフリカ大陸全域但し、
パレスチナやアラビア半島、インド等に分布していましたが、
現在では、アフリカ大陸(熱帯雨林域は除く)
イランのみに分布しています。
1980年代から90年代にかけて、
チーターが家畜を襲うということで、
大量虐殺されいっきに数が減少し、
生息地も減少傾向にあります。
小さな斑点模様が繋がった(もしくは模様が崩れた)帯状となっている、
美しい模様の突然変異個体といわれるキングチーターは、
主にジンバブエに生息しているといわれている。
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どんな生態なのか?
チーターの多くは、
草原や藪地に多く生息しており、
意外にも昼行性の動物です。
樹の上でいるイメージがあるように、
樹の上で生活することもありますが、
基本は地表で単独で生活しています。
ですが幼獣の時は、母親や兄弟と一緒に行動し狩りの勉強をしたり、
協力しながら狩りをする場合があるようです。
最高時速は120kmになるとも言われており、
獲物に追跡する時は2秒で時速70km以上とも言われ、
疾走できるのは約170mとも言われています。
肉食の動物ですが、意外にも顎の力が弱いので、
動物の死骸(骨)は食べないです。
獲物は主にインパラやガゼルといった
小型~中型の有蹄類の動物を襲いますが、
大型の有蹄類の子供であれば襲うこともあり、
野うさぎや鳥も場合によっては狩ることもあります。
チーターの狩りの方法は、
獲物に100~300mまで接近してから狩りをすると言われており、
200m以上距離があいてしまうと狩りの確率は徐々に低下していくようです。
平均寿命は12~14年ほどといわれており、
チーターの成獣は生後15~17ヶ月で
狩ができるようになるといわれていますが、
幼獣の時の死亡率はなんと73%といわれており、
ほとんどの原因ががハイエナやライオンに襲われると言われています。
性成熟は14~16ヶ月で、
成獣なら2~5日のペースで狩りに成功すれば問題ないが、
子育て中のチーターや妊娠中のチーターは、
毎日の間隔で狩りに成功する必要があると言われています。
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