シロイルカの生態については?ベルーガは日本の水族館でも大人気!

シロイルカってどんな生物?
シロイルカは、
哺乳綱クジラ目イッカク科シロイルカ属に
分類される海生哺乳類で、
ベルーガとも言われています。
北極海、ベーリング海北部、オホーツク海、
クック湾、セントローレンス湾に生息して、
オスは最大で5.5m、メス4m
体重はオス1,300kg、メス600kg
体色が白くてハクジラ類としてはやや大型なので、
シロクジラと呼ばれる事もあります。
丸くて柔らかいメロンと呼ばれる頭部の脂肪組織は、
シロイルカの特徴なんですが、
この部分はエコロケーションの際にも用いています。
もう一つの特徴として
シロイルカは高音の笛のような音を発生します。
このため、猟師から「海のカナリア」
というあだ名を付けられたほどです。
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シロイルカの生態は?
シロイルカは非常に社会的な動物だそうで、
同年代の同性の群で行動しています。
オスの場合は、数百頭もの大群で
群を形成することもあるそうです。
天敵はシャチ、ホッキョクグマで
食性は動物食で、魚類、甲殻類、貝類、
などを食べると考えられています。
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日本の水族館でも大人気!
日本の水族館でも飼育展示されていて
愛嬌があって表情も豊かなので
ものすごく人気があります。
日本ではじめて公開されたのは
1976年9月に鴨川シーワールドで、
2004年7月17日には名古屋港水族館で、
シロイルカの赤ちゃんが
日本ではじめてで産まれていて
“ベル”と名付けられました。
このシロイルカのベルの繁殖成功により
2005年8月に(社)日本動物園水族館協会より
名古屋港水族館は繁殖賞を受賞しています。
残念ながら2008年に胃重積でベルは
死亡してしまいましたが、ベルの出産がきっかけに、
他の水族館でも出産されるようになってきました。
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