シロマダラは幻のヘビ?生息地域や特徴は?

シロマダラってどんなヘビ?
日本の固有種であるシロマダラは、
全長約30~70cmになります。
体色は、灰色から茶褐色の地色に黒い横帯が入り、
頭部が黒という特徴をもっています。
また、猫のように周りの明るさによって
瞳孔がかわるといわれており、
普段は縦長で夜麻は丸くなるといわれています。
シロマダラは夜行性で、
早朝にも活動することがあるといわれていますが、
もともと生息地域が広い割には、
生息密度と個体数が低いことにプラスして
夜行性ということもあって、
その姿を見ることは少ないといわれています。
シロマダラの生態は?
小型のヘビですが、
その性質は気性は荒いといわれており、
よく噛むといわれていますので、
不用意に触らないように注意しましょう。
また、シロマダラは捕まえると
総排泄口から悪臭を出すといわれています。
生息地域は、
主に平地から山地の森林を中心に生息していますが、
特に低山地の森林に比較的多いといわれています。
主食は、主にトカゲや小型のヘビを捕食します。
シロマダラは、親個体より幼ヘビの方が白みが強く、
これぞまさにシロマダラと呼べる
非常に美しい個体もいるといわれています。
しかし、一方で幼ヘビでも地味な個体もいるそうです。
繁殖は、6~8月に1~9個の卵を産み、
この卵は45日程度で孵化するといわれています。
シロマダラが活発に動くのは、
5~10月ごろだといられています。