アオダイショウは飼育でも人気!生息地や特徴は?

アオダイショウってどんなヘビ?
アオダイショウは日本固有種で
日本列島に幅広く分布しています。
全長やく1~2mといわれ、
全長の平均からみるとオスの方が
大きいといわれていて、
日本最大のヘビといわれています。
日本列島幅広く分布しているので、
生息地によって体の色には
若干の差があるといわれています。
基本的には黒黄褐色からくすんだ緑色ですが、
北海道に住んでいるアオダイショウは、
青みがかった個体が多いです。
特に国後島産は、
特に青みが強いことから「クナシリラットスネーク」と
呼ばれ国外からも人気が高いといわれています。
他にも、白化型といわれる
体が白い個体が山口県岩国市周辺に多いといわれており、
「神の遣い」といわれ駆除されることなく1924年には、
この地域のアオダイショウだけ天然記念物にしていされています。
生息地や特徴は?
生息地は、平地から山地、堤防、森林、農地と幅広く、
時には地中や下水道でも生息しているといわれていますが、
一番多い生息地は人家周辺だと言われています。
樹上性の傾向が強く、
腹板の両端に隆起(キール)があり、
これを使って幹や枝に引っ掛けることで、
そのまま垂直にのぼることができます。
基本は昼行性で、
夜間は岩の隙間や地中にある穴で休んでいて、
その際危険を感じると、
排出口から臭いを出して危険を回避するそうです。
天敵は、狸、カラス、狐、
イノシシ、イヌワシがあげられます。
食性は肉食で、
小型の哺乳類から鳥類の卵を捕食し、
成長していきます。
繁殖形態はもちろん卵生で5~6月に交尾を行い
翌月の7~8月に7cmほどの卵を
4~17個産みます。
約47~63日で、卵は孵化し、
飼育下では17年と7ヶ月の
寿命の記録があると言われています。