ナイルワニは人食いでヤバい?最大のギュスターヴはどうなった?

ナイルワニってどんなワニ
ナイルワニは、クロコダイル属に分類されるワニで、
平均的な全長は4~5.5mに及ぶといわれています。
サハラ砂漠と南端部をのぞく、
アフリカ大陸、マダガスカル西部に分布しており、
主に河川や湖に生息していますが、
河口・入り江、マングローブの林などといった
汽水域でも生息していることがあります。
食性は、動物食で主に魚類や爬虫類、両生類、
大型のナイルワニの場合は、
中・大型の哺乳類でも捕食します。
一方で、幼体のワニは昆虫やクモ、
甲殻類を食べて成長していきます。
アゴの力が大変強力で、
その力は1~2tにもなるといわれています。
このような危険なワニでも、
オオトカゲやライオンに
捕食されてしまうこともあり、
これらが天敵だといわれています。
繁殖については?
繁殖形態は卵生で、
雨季に水辺に巣穴を掘って10~20個の卵を産み、
一定期間親ワニが保護します。
卵の数は、84~90日ほどで孵化します。
ナイルワニは気性が荒く、
家畜はもちろん人でも襲うことがあり、
現地では200名近い人が被害にあっています。
最強のワニギュスターヴ
ナイルワニのなかでも、
ギュスターヴと名づけられた大型のナイルワニがおり、
その全長はなんと6m以上ともいわれてます。
このギュスターヴによる犠牲者は、
なんと300名を超えており幾度と射殺を
試みたようですが全て失敗に終わっています。
このギュスターヴは2008年以降目撃情報が全くなく、
生死の確認もできていないといわれています。