アミメニシキヘビは人食いでヤバい?生態や特徴は?

アミメニシキヘビはどんなヘビ?
オオアナコンダと共に世界最長の蛇であり、
特定動物になるアミメニシキヘビ。
分布の範囲は大変広く、
インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、
カンボジア、シンガポール、ミャンマー等になります。
別名、レティキュレートやレティック、
マレーニシキヘビとも言われています。
文献に記されている最大体長は、
990cmとされています。
体重は、オオアナコンダほど重くないが、
100kg近い固体も存在する。
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アミメニシキヘビの特徴は?
面白いことに体色や体長は、
地域によって異なるといわれており、
これは分布が広いため、
その環境に適したように進化したのではないか
といわれているようです。
例えば、インドネシアのジャンペア島に生息している
アミメニシキヘビの個体群は、
最大全長250cmとかなり小ぶりです。
熱帯雨林や耕作地などに生息し、
水辺を好んで住み着いているといわれており、
シンガポールでは下水道に生息していることも
あるといわれています。
幼蛇のときは、樹上で生活し
成長すると地表に下りてくるという
生活スタイルを送っています。
食性や人間との関わりは?
食性は、もちろん動物食で、
哺乳類や鳥類、爬虫類等を襲います。
襲い方は、相手に噛み付き、
ゆっくりと締め付けて
相手を殺してから飲み込んでいきます。
大きいものでは、豚やシカ、
ヒョウやワニまでも襲う個体もいます。
人間も襲われて死亡することも大変多く、
オオアナコンダよりこのアミメニシキヘビに
襲われて死亡した人間の数は、
格段に上だといわれています。
残念ながら、
日本でも1例だけ死亡事故が報告されています。
ですが、動物園等で慣れた個体は
人間の後ろを付いて歩いたりする
個体もいるといわれているほど、
知能が高いことでも知られています。
アミメニシキヘビの美しい模様目当てで、
皮はカバンヤ財布等の革製品として人気があります。
また、肉も鶏肉に近い味といわれており、
美味しいと評判です。
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